手首の開放骨折で後遺障害12級が認定され1,200万円超を獲得したケース
事例サマリー この事例の主なポイント
バイクで直進中、対向車が右折してきたため衝突し、右橈骨遠位端開放骨折などを負った事例です。当初は物損額に疑問を持って相談されましたが、右手首の可動域が大きく制限されていたため、通院・後遺障害対応を優先しました。物損額と過失割合の見直し、後遺障害12級の認定、逸失利益の主張により、1,200万円超の賠償を獲得しました。 このページでは、事故状況、けがの内容、弁護士が行った対応、解決結果を、同じようなけがでお悩みの方にも分かりやすいように整理します。
10秒でわかる事例紹介
まず押さえたい3つのポイント
後遺障害等級12級
獲得賠償金額1,200万円超
交通事故右橈骨遠位端開放骨折ほか
弁護士へ相談物損相談の一方で手首後遺障害への備えが必要
資料整理・交渉診断書・後遺障害診断書を精査
解決12級・1,200万円超を獲得
事故とご相談のきっかけ
事故・相談の概要
被害者はバイクで直進していたところ、加害者の対向車が右折したため衝突しました。
被害者はバイクで直進していたところ、加害者の対向車が右折したため衝突しました。右橈骨遠位端開放骨折のほか複数のけがを負い、相談時には右手首が大きく動かしづらい状態でした。事故から2か月後、保険会社から提示されたバイクの損害額に納得できず相談に至りました。
怪我・後遺障害の内容
右橈骨遠位端開放骨折ほかは、日常生活や仕事に直結しやすい傷病です。手首・指・肘・腕に痛みや可動域制限が残ると、物を握る、持つ、書く、料理をする、工具を使う、荷物を運ぶといった動作に支障が出ます。後遺障害等級は12級ですが、等級の有無だけでなく、どの動作にどの程度の支障があるかを具体的に説明することが賠償額に影響します。
腕・肘・手のけがでは、レントゲン上で骨がついているかどうかだけで損害額を判断することはできません。症状固定後に、可動域制限、痛み、しびれ、握力低下、細かい作業のしづらさが残っている場合、後遺障害等級や逸失利益の評価に影響します。また、利き手かどうか、仕事で手をどの程度使うか、家事のどの動作が難しくなったかによって、同じ傷病名でも請求すべき内容は変わります。
物損相談の一方で手首後遺障害への備えが必要
診断書・後遺障害診断書を精査
12級・1,200万円超を獲得
- バイク事故で手首や腕を骨折した方
- 物損額や過失割合にも納得できない方
- 手首の可動域制限や痛みが残っている方
- 後遺障害12級の認定後、逸失利益を十分に請求したい方
相談時に抱えていた問題
弁護士が介入する前の問題点
相談時点では物損の不満が中心でしたが、実際には右手首の可動域制限が強く、後遺障害への備えが重要な状態でした。
相談時点では物損の不満が中心でしたが、実際には右手首の可動域制限が強く、後遺障害への備えが重要な状態でした。また、過失割合についても保険会社の当初提示にそのまま従うと、最終的な受取額が大きく下がる可能性がありました。
特に、保険会社から示談案が届いた段階では、提示額の総額だけを見るのではなく、傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、逸失利益、休業損害、過失割合、既払金の扱いを分けて確認することが大切です。一見まとまった金額に見えても、後遺障害分が十分に入っていない、労働能力喪失期間が短い、主婦休損が低い、過失割合が不利に設定されている、といったことがあります。
似たようなお悩みはありませんか。
交通事故のご相談は何度でも無料です。示談する前にご確認ください。
弁護士が行った対応
- 01
事故状況、診断書、通院経過、収入・家事への影響を確認しました。
- 02
診断書・後遺障害診断書の記載内容を確認しました。
- 03
刑事記録・実況見分調書を確認し、事故態様や過失割合を整理しました。
- 04
休業損害・主婦休損の資料を整理し、保険会社へ請求しました。
- 05
逸失利益について、後遺障害等級・労働能力喪失率・喪失期間を踏まえて主張しました。
- 06
過失割合について、事故資料をもとに当方に有利な事情を整理しました。
解決結果
物損額は増額で示談し、過失割合も当初から修正されました。後遺障害は12級が認定され、最終的に1,200万円超の賠償金を獲得しました。物損、過失割合、後遺障害、逸失利益を一体で見直したことが大きな成果につながりました。 今後の示談判断の参考になるよう、金額だけでなく、どの争点が解決結果に影響したかも分かる構成にしています。
成果の概要
| 傷病名 | 右橈骨遠位端開放骨折ほか |
|---|---|
| 後遺障害等級 | 12級 |
| 獲得賠償金額 | 1,200万円超 |
| 主な成果 | 手・腕の症状や後遺障害、休業損害、逸失利益、過失割合などの争点を整理し、保険会社の提示や対応を見直したこと。 |
担当弁護士から見た、この事例のポイント
交通事故では、最初の相談理由が物損や過失割合であっても、実際には後遺障害や将来の逸失利益がより大きな争点になることがあります。本件では、右手首の状態を見て早期に方針を切り替えたことが重要でした。
解決事例ページとしては、単に「いくら獲得したか」だけを示すのではなく、なぜその金額になったのか、どの資料や交渉が結果に影響したのかを説明することが重要です。同じようなけがを負った方が、自分の場合も相談すべきか判断できるように、事故状況、傷病名、等級、争点、弁護士の対応を具体的に見せる構成にしています。
なお、金額や等級は個別事情により変わるため、同じ傷病名でも同じ結果になるとは限りません。ページでは結果だけでなく、判断材料と注意点も併記してください。
同じようなお悩みの方へ
バイク事故で腕や手首を骨折した場合、車両損害だけでなく、治療・後遺障害・過失割合までまとめて確認する必要があります。物損額に疑問がある段階でも、けがが重い場合は早めに相談することで、後の賠償額に大きな差が出ることがあります。 また、腕・肘・手のけがは、事故直後には痛みの強さだけに意識が向きがちですが、症状固定時点で残る可動域制限や神経症状、家事・仕事への支障をどのように資料化するかが重要です。保険会社の提示を確認する際は、傷害慰謝料だけでなく、後遺障害慰謝料、逸失利益、休業損害、過失割合が正しく反映されているかを分けて確認してください。
相談のタイミングは、保険会社から示談案が届いた後でも間に合う場合がありますが、後遺障害診断書の作成前、症状固定前、治療費打ち切りの連絡を受けた段階で相談できると、資料の整え方や通院の注意点を確認しやすくなります。腕・肘・手のけがで生活や仕事に支障が残っている方は、早い段階で現在の症状と今後の見通しを整理しておくことをおすすめします。
※掲載内容は個別事案の解決例であり、同様の結果を保証するものではありません。