胸椎圧迫骨折などの重傷で事故直後からサポートし高額賠償を得たケース
事例サマリー この事例の主なポイント
大分市内で赤信号停止中、信号無視をした対向車が中央線を越えて衝突し、第12胸椎圧迫骨折、胸骨骨折、頚椎捻挫を負った30代兼業主婦の事例です。ご本人は入院中であったため、事故から約1週間後にご主人が今後の進め方を相談されました。当事務所では、治療中の保険会社対応、休業損害の内払い交渉、症状固定時期の確認、後遺障害申請、示談交渉まで継続してサポートしました。その結果、第12胸椎圧迫骨折について11級7号、頚部痛・頭痛について14級9号が認定され、併合11級となり、既払い治療費を除いて約1,800万円、治療費等を含めた賠償総額で約2,200万円の解決につながりました。
10秒でわかる事例紹介
まず押さえたい3つのポイント
後遺障害等級併合11級(第12胸椎圧迫骨折につき11級7号、頚部痛・頭痛につき14級9号)
相談前の提示額事前提示なし
獲得賠償金額約1,800万円(既払い治療費を除く。治療費等を含めた賠償総額は約2,200万円)
増額幅提示前受任のため単純比較不可
交通事故第12胸椎圧迫骨折、胸骨骨折、頚椎捻挫
弁護士へ相談重傷事故で治療中から後遺障害準備が必要
資料整理・交渉被害者請求で後遺障害認定を申請
解決併合11級・約1,800万円を獲得
事故とご相談のきっかけ
事故・相談の概要
依頼者は30代の兼業主婦の女性です。
依頼者は30代の兼業主婦の女性です。大分市内で赤信号停止中、対向車が信号を無視し、ハンドル操作を誤って中央線を越え、依頼者の車両に衝突しました。衝撃は大きく、依頼者は第12胸椎圧迫骨折、胸骨骨折、頚椎捻挫を負い、入院を要する状態となりました。事故から約1週間後、ご本人が入院中であったため、ご主人が当事務所へ相談されました。初めて大きな事故に遭い、治療費、休業損害、保険会社対応、後遺障害、示談までの流れが分からないという点が主な相談内容でした。退院後にはご本人とも面談し、正式にご依頼を受けました。
怪我・後遺障害の内容
主な傷病は、第12胸椎圧迫骨折、胸骨骨折、頚椎捻挫です。自覚症状として、背部痛、頚部痛、頭痛、腰痛が残っていました。症状固定後、主治医に後遺障害診断書を作成してもらい、自賠責保険へ被害者請求を行いました。その結果、第12胸椎圧迫骨折については「脊柱に変形を残すもの」として11級7号、頚椎捻挫後の頚部痛・頭痛については「局部に神経症状を残すもの」として14級9号が認定され、最終的に併合11級となりました。脊柱変形障害は、見た目の変形だけでなく、痛み、姿勢保持、長時間の作業、家事や仕事への支障をどう説明するかが重要になります。
重傷事故で治療中から後遺障害準備が必要
被害者請求で後遺障害認定を申請
併合11級・約1,800万円を獲得
- 胸椎圧迫骨折、胸骨骨折などの重傷を負った方
- 事故直後から保険会社対応や治療の進め方に不安がある方
- 入院中で本人が直接相談しづらく、ご家族が相談先を探している方
- 脊柱変形障害で逸失利益が争点になりそうな方
- 兼業主婦として休業損害や家事への影響を請求したい方
- 保険会社から示談金額が提示される前に、適正な準備をしておきたい方
相談時に抱えていた問題
弁護士が介入する前の問題点
事故直後の時点では、保険会社から具体的な示談提示はありませんでしたが、重傷事故であるため、治療中から適切な記録を残し、後遺障害申請に備える必要がありました。
事故直後の時点では、保険会社から具体的な示談提示はありませんでしたが、重傷事故であるため、治療中から適切な記録を残し、後遺障害申請に備える必要がありました。特に、胸椎圧迫骨折による脊柱変形障害は、保険会社から「労務に直接影響しない」と主張され、逸失利益が争われやすい類型です。また、依頼者は兼業主婦であったため、就労への影響だけでなく、家事労働への支障も丁寧に整理する必要がありました。事故直後に弁護士が入らないまま進めると、休業損害の内払い、症状固定時期、後遺障害診断書の内容、逸失利益の主張が後手に回る可能性がありました。
| 項目 | 相談前 | 弁護士介入後 |
|---|---|---|
| 傷病・等級 | 第12胸椎圧迫骨折、胸骨骨折、頚椎捻挫/併合11級(第12胸椎圧迫骨折につき11級7号、頚部痛・頭痛につき14級9号)について、認定・評価・請求方針が未整理 | 併合11級(第12胸椎圧迫骨折につき11級7号、頚部痛・頭痛につき14級9号)を前提に損害項目を整理 |
| 賠償額 | 事前提示なし | 約1,800万円(既払い治療費を除く。治療費等を含めた賠償総額は約2,200万円) |
| 増額幅 | - | 提示前受任のため単純比較不可 |
| 主な問題点 | 重傷事故で治療中から後遺障害準備が必要 | 必要資料を整理し、適正な基準で主張 |
| 主な成果 | - | 併合11級・約1,800万円を獲得 |
| 解決結果 | 示談前・交渉中 | 被害者請求の結果、第12胸椎圧迫骨折について11級7号、頚部痛・頭痛について14級9号が認定され、併合11級となりました。 |
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弁護士が行った対応
- 01
事故状況、診断書、通院経過、収入・家事への影響を確認しました。
- 02
被害者請求により後遺障害等級や自賠責保険金の確認を行いました。
- 03
診断書・後遺障害診断書の記載内容を確認しました。
- 04
休業損害・主婦休損の資料を整理し、保険会社へ請求しました。
- 05
逸失利益について、後遺障害等級・労働能力喪失率・喪失期間を踏まえて主張しました。
- 06
自賠責保険の支払・認定内容を確認し、不足分を任意保険会社へ請求しました。
解決結果
被害者請求の結果、第12胸椎圧迫骨折について11級7号、頚部痛・頭痛について14級9号が認定され、併合11級となりました。その後、保険会社との示談交渉を行い、既払い治療費を除いて約1,800万円を獲得しました。治療費などを含めた賠償総額は約2,200万円です。事故直後から受任したことで、治療中の対応、休業損害、後遺障害申請、示談交渉を分断せずに進めることができ、早期かつ高額な解決につながりました。
成果の概要
| 傷病名 | 第12胸椎圧迫骨折、胸骨骨折、頚椎捻挫 |
|---|---|
| 後遺障害等級 | 併合11級(第12胸椎圧迫骨折につき11級7号、頚部痛・頭痛につき14級9号) |
| 相談前の提示額 | 事前提示なし |
| 獲得賠償金額 | 約1,800万円(既払い治療費を除く。治療費等を含めた賠償総額は約2,200万円) |
| 増額幅 | 提示前受任のため単純比較不可 |
| 主な成果 | 事故直後からの介入により、治療中の保険会社対応、休業損害の内払い、被害者請求による後遺障害申請、脊柱変形障害の逸失利益を含む示談交渉まで一貫して対応できた点です。 |
担当弁護士から見た、この事例のポイント
本件のポイントは、事故直後から関与できたことと、脊柱変形障害による逸失利益を具体的に主張できたことです。脊柱変形障害は、等級が認定されても、保険会社から「仕事に直接支障があるとはいえない」と争われることがあります。しかし、実際には背部痛、長時間同じ姿勢を続けることの困難、家事や仕事での動作制限など、生活や労務への影響が生じることがあります。そのため、症状名や等級だけでなく、どの動作が難しくなったのか、どのような作業に支障が出たのかを具体的に説明することが重要です。本件では、治療経過と生活上の支障を整理し、依頼者に有利な内容で示談することができました。また、事故直後から関与できたことで、治療費や休業損害だけでなく、将来の後遺障害申請を見据えた記録の整理も進められました。重傷事故では、治療中の何気ない症状の変化や、家事・仕事でできなくなった動作が、後の逸失利益や慰謝料の主張で重要になることがあります。早い段階から弁護士が全体像を把握しておくことで、示談時に必要な事情を漏れなく主張しやすくなります。
同じようなお悩みの方へ
胸椎圧迫骨折や脊柱変形障害が残る事故では、後遺障害等級だけでなく、逸失利益が大きな争点になります。保険会社から示談案が出ていない段階でも、早めに相談することで、治療中から必要な準備を進められます。入院中で本人が相談できない場合でも、ご家族からの相談は可能です。重傷事故では、治療、休業損害、後遺障害、示談交渉を別々に考えるのではなく、最終的な賠償まで見据えて進めることが大切です。特に胸椎圧迫骨折では、痛みが残っていても外からは分かりにくく、保険会社との交渉で過小評価されることがあります。通院中から症状や生活上の不便を記録しておくと、後の交渉で説明しやすくなります。
※掲載内容は個別事案の解決例であり、同様の結果を保証するものではありません。