解決事例

高齢者の死亡事故で信号無視の主張を覆し約4,000万円が認定されたケース

死亡(重い頭部外傷外傷性くも膜下出血女性

事例サマリー この事例の主なポイント

ご相談者
女性
事故類型
はねられ
主な傷病
死亡(重い頭部外傷、外傷性くも膜下出血、びまん性脳損傷など)

高齢の女性が自転車で交差点を横断中、中型貨物自動車にはねられて亡くなられた事例です。加害者側は事故直後から「被害者が赤信号を無視した」と主張し、保険会社からも十分な連絡がない状況でした。ご遺族は、故人の名誉を傷つける主張に苦しみ、真実を明らかにしたい、適正な賠償を受けたいという思いで相談されました。弁護士は防犯カメラ映像、信号サイクル、刑事記録を精査し、加害車両が黄色から赤色に変わる状況で交差点に進入し、青信号に従って進行していた被害者をはねたことを立証しました。最終的に、自賠責保険金を含めて約4,000万円の賠償を獲得しました。

10秒でわかる事例紹介

まず押さえたい3つのポイント

事故・傷病死亡(重い頭部外傷、外傷性くも膜下出血、びまん性脳損傷など)
主な問題被害者の信号無視との主張が争点
弁護士の対応実況見分調書で事故態様・過失割合を検証

後遺障害等級死亡事故のため後遺障害等級なし

相談前の提示額保険会社からの実質的な連絡・賠償提示なし

獲得賠償金額約4,000万円

増額幅提示前介入のため単純比較は不可

解決までの流れ

交通事故死亡(重い頭部外傷、外傷性くも膜下出血、びまん性脳損傷など)

弁護士へ相談被害者の信号無視との主張が争点

資料整理・交渉実況見分調書で事故態様・過失割合を検証

解決約4,000万円を獲得

01

事故とご相談のきっかけ

事故・相談の概要

被害者は、高齢の女性で、自転車で交差点を横断中に中型貨物自動車にはねられました。

被害者は、高齢の女性で、自転車で交差点を横断中に中型貨物自動車にはねられました。事故により、重い頭部外傷、外傷性くも膜下出血、びまん性脳損傷などを負い、同日中に亡くなられました。ご相談者は、亡くなられた被害者の長男です。

事故後、加害者側は被害者が赤信号を無視したと主張しました。しかし、ご遺族はその説明に納得できず、故人の名誉を守りたいという強い思いを抱えていました。また、加害者や保険会社からの対応が不十分で、賠償手続の見通しも立たない状況でした。

怪我・後遺障害の内容

被害者は、重い頭部外傷、外傷性くも膜下出血、びまん性脳損傷などの重篤な傷害を負い、死亡しました。死亡事故のため後遺障害等級はありませんが、死亡慰謝料、逸失利益、葬儀費用、ご遺族固有の慰謝料が主な損害項目になります。

本件では、単に死亡による損害を計算するだけでなく、加害者側の信号無視、事故後の虚偽説明、不誠実な対応が慰謝料評価に影響しました。高齢者の死亡事故であっても、事故態様や加害者側の対応次第で、慰謝料が高く評価される場合があります。

01主な争点

被害者の信号無視との主張が争点

02弁護士の対応

実況見分調書で事故態様・過失割合を検証

03得られた成果

約4,000万円を獲得

この事例で参考になる方
  • 死亡事故で加害者側から被害者の信号無視を主張されているご遺族
  • 警察や保険会社の初期判断に納得できない方
  • 防犯カメラ映像、信号サイクル、刑事記録をもとに事故状況を争いたい方
  • 加害者や保険会社の不誠実な対応に困っている方
  • 高齢者の死亡慰謝料、逸失利益、ご遺族固有の慰謝料を適正に請求したい方
02

相談時に抱えていた問題

弁護士が介入する前の問題点

最大の問題は、加害者側が被害者の赤信号無視を主張していたことです。

最大の問題は、加害者側が被害者の赤信号無視を主張していたことです。この主張がそのまま前提になると、被害者側の過失が大きく評価され、賠償額が大幅に減額される可能性がありました。また、故人の名誉が不当に傷つけられることにもなります。

さらに、保険会社からの連絡が十分になく、事故状況の説明や賠償交渉も進んでいませんでした。加害者側の会社や本人の対応にもご遺族は強い不信感を抱いており、刑事手続と民事賠償の両面で、事実関係を証拠に基づいて整理する必要がありました。

相談前後で何が変わったか
項目 相談前 弁護士介入後
傷病・等級 死亡(重い頭部外傷、外傷性くも膜下出血、びまん性脳損傷など)/死亡事故のため後遺障害等級なしについて、認定・評価・請求方針が未整理 死亡事故のため後遺障害等級なしを前提に損害項目を整理
賠償額 保険会社からの実質的な連絡・賠償提示なし 約4,000万円
増額幅 - 提示前介入のため単純比較は不可
主な問題点 被害者の信号無視との主張が争点 必要資料を整理し、適正な基準で主張
主な成果 - 約4,000万円を獲得
解決結果 示談前・交渉中 裁判では、加害者側の重大な過失や事故後の不誠実な対応が評価されました。
傷病・等級
相談前死亡(重い頭部外傷、外傷性くも膜下出血、びまん性脳損傷など)/死亡事故のため後遺障害等級なしについて、認定・評価・請求方針が未整理
弁護士介入後死亡事故のため後遺障害等級なしを前提に損害項目を整理
賠償額
相談前保険会社からの実質的な連絡・賠償提示なし
弁護士介入後約4,000万円
増額幅
相談前-
弁護士介入後提示前介入のため単純比較は不可
主な問題点
相談前被害者の信号無視との主張が争点
弁護士介入後必要資料を整理し、適正な基準で主張
主な成果
相談前-
弁護士介入後約4,000万円を獲得
解決結果
相談前示談前・交渉中
弁護士介入後裁判では、加害者側の重大な過失や事故後の不誠実な対応が評価されました。

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03

弁護士が行った対応

  1. 01
    事故状況、診断書、通院経過、収入・家事への影響を確認しました。
  2. 02
    実況見分調書を確認し、事故態様や過失割合を整理しました。
04

解決結果

獲得賠償金額約4,000万円
後遺障害等級死亡事故のため後遺障害等級なし

裁判では、加害者側の重大な過失や事故後の不誠実な対応が評価されました。最終的に、自賠責保険金を含めた総賠償金額として約4,000万円を獲得しました。

主な内訳は、死亡慰謝料2,500万円、逸失利益約1,060万円、葬儀費用約100万円、ご遺族固有の慰謝料300万円です。特に、死亡慰謝料については、加害者側の信号無視、虚偽の主張、不誠実な対応、ご遺族の精神的苦痛を詳細に立証したことが重要でした。

この事例の成果:防犯カメラ映像と刑事記録をもとに加害者側の信号無視・漫然運転を立証し、死亡慰謝料2,500万円、逸失利益約1,060万円、葬儀費用約100万円、ご遺族固有の慰謝料300万円などを含む賠償を獲得しました。

成果の概要

傷病名 死亡(重い頭部外傷、外傷性くも膜下出血、びまん性脳損傷など)
後遺障害等級 死亡事故のため後遺障害等級なし
相談前の提示額 保険会社からの実質的な連絡・賠償提示なし
獲得賠償金額 約4,000万円
増額幅 提示前介入のため単純比較は不可
主な成果 防犯カメラ映像と刑事記録をもとに加害者側の信号無視・漫然運転を立証し、死亡慰謝料2,500万円、逸失利益約1,060万円、葬儀費用約100万円、ご遺族固有の慰謝料300万円などを含む賠償を獲得しました。

担当弁護士から見た、この事例のポイント

本件で重要だったのは、初期の供述や印象に流されず、映像と刑事記録をもとに事実関係を丁寧に確認した点です。死亡事故では、加害者側の供述が先に広まり、それが過失割合や賠償交渉に影響することがあります。

しかし、防犯カメラ映像、信号サイクル、供述調書を照合することで、真実に近づける場合があります。加害者側の不誠実な対応や虚偽の主張は、ご遺族の精神的苦痛を大きくし、慰謝料評価にも関係します。証拠に基づいて粘り強く主張することが、適正な賠償と故人の名誉回復につながります。

このような事案では、証拠の保存と分析のスピードも重要です。防犯カメラ映像や刑事記録は、取得や確認に時間がかかることがあります。早い段階で弁護士が関与することで、事故状況に関する資料を集め、相手方の主張に対して根拠をもって反論しやすくなります。

本件では、故人の名誉を守ることと、適正な賠償を得ることの両方が課題でした。死亡事故の解決事例では、金額だけでなく、どのような証拠で相手方の主張を覆したのかを具体的に示すことで、同じ不安を抱えるご遺族にとって参考になるページになります。

同じようなお悩みの方へ

死亡事故で加害者側から不利な主張をされている場合でも、すぐに諦める必要はありません。防犯カメラ、ドライブレコーダー、信号サイクル、刑事記録などを確認することで、事故状況の評価が変わる可能性があります。

特に、信号無視、飛び出し、横断方法などを理由に過失を主張されている場合は、早期に証拠を確保することが重要です。ご家族を亡くされた悲しみの中で対応するのは大きな負担ですので、示談前に弁護士へ相談してください。

加害者側の説明に納得できない場合は、感情的な反論だけでなく、客観的な資料を確認することが重要です。映像、供述、信号サイクル、現場状況を組み合わせることで、初期判断とは異なる事実関係が見えてくることがあります。

※掲載内容は個別事案の解決例であり、同様の結果を保証するものではありません。

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