【解決事例/015】高次脳機能障害を負った10代男性が,約850万円の増額を得た事例
依頼者属性 | 性別 | 男性 |
---|---|---|
年代 | 10代 | |
事故態様と相談 | 事故状況 | 友人のバイクに同乗中,前方から右折して来た車と衝突 |
相談のタイミング | 事故から約1年後 | |
相談のきっかけ | 相手方保険会社から,支払い提示を受けたが妥当かどうか弁護士に相談したい。 | |
怪我と後遺障害 | 傷病名 | 脳挫傷 |
後遺障害等級 | 高次脳機能障害7級4号 | |
保険会社提示額 | 損害項目 | 保険会社提示額 |
金額 | 約4224万円 | |
獲得賠償金額 | 損害項目 | 最終受取金額 |
金額 | 約5078万円 |
相談から解決までの流れ
依頼者は,8日間の入院,約1年間の通院の結果,高次脳機能障害7級4号を認定されました。その際,相手方保険会社から,約4200万円の支払い提示を受け,弁護士に相談に来られました。
① 被害者請求の先行
本事案は,示談金が高額で,交渉が長引くと,入金までに時間がかかるものでした。
そこで,自賠責保険に「被害者請求」の手続きを行い,一部の保険金を先行して受領しました。
本事案は,バイク運転者と相手運転者との共同不法行為で生じた損害の為,同乗したバイクの運転者と相手車両の運転者の自賠責保険にそれぞれ被害者請求が可能でした。
これにより,手元に必要なお金がないため,示談に十分な時間が取れなくなるという事態を防ぎました。
② 裁判基準による示談交渉
上記①のあと,保険会社に裁判基準で慰謝料請求を行いました。
担当弁護士の振返りポイント
被害者請求を先に行うことで,余裕をもって保険会社と交渉できました。
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