【解決事例/037】外傷性頚部症候群で14級9号が認定された専業主婦につき、弁護士の交渉により、賠償金を約100万円の増額ができた事例
依頼者属性
性別:女性
年代:60代
職業:専業主婦
事故態様と相談
事故場所:大分市
事故状況:停車中、後続車に追突された。
相談のタイミング:後遺障害が認定され、示談額提示後
相談のきっかけ:相手方より提示されている示談額が妥当かご相談にいらっしゃいました。
怪我と後遺障害
傷病名:外傷性頚部症候群
自覚症状:頚部痛、両上肢のしびれ
後遺障害等級:14級9号
保険会社提示額
損害項目:最終受取金額
金額:約160万円
獲得賠償金額
損害項目:最終受取金額
金額:約280万円
備考:治療費等を含む賠償総額は、約470万円
相談から解決までの流れ
相談時に、頸椎捻挫後の頚部痛、両上肢の痛み・しびれ、知覚鈍麻の症状につき、「局部に神経症状を残すもの」として、自賠責保険の14級9号の後遺障害が認定され、保険会社から示談金の提示を受けていました。保険会社からの事前提示の金額は、約160万円でした。家事従事者の14級9号のケースでの適正な賠償額ではなかったため、当事務所で受任後、保険会社と示談交渉を行いました。その結果、最終的には、約280万円の賠償金での示談をすることができました。
担当弁護士の振返りポイント
このケースのように、多くの場合、弁護士が間に入って交渉をするだけで早期に示談金額が大きく上がります。特に、後遺障害の等級が認定されるケースでは、増加する金額も大きくなります。保険会社と最終的に示談をする前に、当事務所へのお問い合わせください。
※個人が特定されない範囲で内容を加筆修正しています。
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