通院中の先生が合わない
通院中の病院の先生とうまくコミュニケーションがとれないときは,転院の必要もあるかもしれません。
1 まずは,きちんとお話ししましょう。
病院の先生とうまくコミュニケーションが取れないということは,実は,よくある相談です。
ですが,当然ですが,多くの主治医の先生は,医学的な知見や経験に基づいて診察し,今後の治療方針を決めてくれています。「自分の考え方と合わない」というだけで,主治医の先生を疑ってはいけません。
2 転院の必要性がある場合
しかし,転院が必要である場合もあります。
とくに,脳外科,眼科,耳鼻科などの個別の分野では,医師の所見が異なることがあります。
そのような場合には,セカンドオピニオンを求めて医師の診察を受けたり,あるいは転院が必要となるときも出てきます。
そのような転院の必要性を判断するためには,後遺障害等級の実務や損害賠償の実務の知識が必要です。
まずは,弁護士に相談をして,転院の必要性を考えてもらうとよいでしょう。