【解決事例/032】右手関節の機能障害を負った主婦につき、約2000万円の賠償が得られたケース

併合10級,兼業主婦,可動域制限,自転車,骨折

依頼者属性性別女性
年代50代
職業兼業主婦
事故態様と相談事故場所北九州市
事故状況自転車で走行中に、後方から来たトラックに巻き込まれるような形で接触された。
相談のタイミング後遺障害認定後
相談のきっかけ適正な賠償額を得るために示談交渉などを弁護士に依頼したいということで、ご相談にいらっしゃいました。
怪我と後遺障害傷病名右腕の骨折 右股関節捻挫  右頬部挫創
自覚症状右手関節の可動域制限、右上肢の疼痛・瘢痕挫
後遺障害等級併合10級
保険会社提示額損害項目保険会社提示額
金額保険会社の事前提示なし
備考(保険会社が金額を提示する以前に弁護士が介入したため)
獲得賠償金額損害項目最終受取金額
金額約2000万円
備考治療費等を含む賠償総額は、約2200万円

相談から解決までの流れ

 自転車で走行中に後から大型トラックに巻き込まれる事故にあい、右腕を骨折するなどの重傷を負ったケースでした。症状固定後、自賠責保険に後遺障害の等級認定後に、最終的な賠償額が適正かどうかの相談にみえ、依頼をお受けしました。
 
 保険会社との賠償金の交渉にあたっては、家事従事者(主婦)としての休業損害と逸失利益が争点となりましたが、弁護士による交渉の結果、ほぼこちらの請求金額で合意できました。

 

担当弁護士の振返りポイント(倉橋)

 家事従事者(主婦)は現実に収入を得ていなくても、原則として女性の平均賃金をもとに休業損害や逸失利益を算定するというのが裁判所基準です。この基準に従って賠償金額を算定することで、適正な賠償金額を得ることができます。
 

※個人が特定されない範囲で内容を加筆修正しています。

交通事故に遭われた方、ご家族を亡くされた方へ