【解決事例/016】腰椎破裂骨折の会社員男性が2370万円を獲得した事例

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掲載年月日 H29.5.24

依頼者属性

性別:男性

年代:40代

職業:会社員

 

事故態様と相談

事故状況:横断歩道歩行中,普通自動車にはねられた。

相談のタイミング:受傷から1か月。

相談のきっかけ: 自分で交渉をすると,保険金の受け取りが少なると聞いたので。

 

怪我と後遺障害

傷病名:腰の骨折(腰の背骨のひとつが圧迫を受けて骨折したもの)

自覚症状:安静時にも痛みが継続、運動時に腰痛が増す、靴下をはくような動作が困難

後遺障害等級:第11級7号(脊柱に変形をのこすもの)

 

保険会社提示額

損害項目:保険会社提示額

金額:保険会社の事前提示なし

備考:(保険会社が金額を提示する以前に弁護士が介入したため)

 

獲得賠償金額

総損害合計額:約2370万円

 

<内訳>

損害項目①:休業損害

金額:161万円

損害項目②:傷害慰謝料

金額:169万円

損害項目③:傷害慰謝料

金額:331万円

備考:後遺障害等級11級相当

損害項目④:後遺症逸失利益

金額:1200万円

備考:労働能力喪失ありと認定

損害項目⑤:後遺症慰謝料

金額:378万円

 

担当弁護士の振返りポイント

 駐車場内の横断歩道を歩行中に車にはねられ,腰を骨折したケースです。事故から約1か月後に相談にみえられ受任に至りました。

 重傷だったため休業期間が長く、治療期間中は保険会社に対する休業損害の内払い交渉を行い、認められています。

 事故から約10か月後に症状固定となり、自賠責保険に対し、被害者請求の方法で後遺障害等級認定申請をしたところ、骨折について、「脊柱に変形を残すもの」として、11級7号の後遺障害が認定されました。

 その後、保険会社と示談交渉を行いました。交渉の中で、保険会社は、当方に5%の過失をがある旨を主張してきました。当方は、検察庁から刑事記録(実況見分調書)を取り寄せて、事故状況を立証しながら交渉しました。結果的に、当方の過失はなしという内容での示談をすることになりました。
 また、相手方の保険会社は、脊柱変形障害は労務への支障が少ないとして、逸失利益の額も争ってきましたが、弁護士による交渉の結果、裁判例で認められるベースでの逸失利益を得ることができました。
 
 本件では、依頼者が事故後、早期の段階で相談にみえられたため、交渉が有利になりました。特に、重傷の案件の場合、仕事復帰までの期間が長くなるため、治療期間中の生活費の確保が重要です。また、本件のように、骨折後の変形障害のケースでは、保険会社が逸失利益を争うことがあるため、弁護士への相談をお勧めします。

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