2012年12月17日
第46回衆議院議員総選挙 弁護士倉橋
昨日は、第46回衆議院議員総選挙でした。
今回も、小選挙区制ならではのドラスティックな選挙結果でした。
ただ、今回大勝した自民党は、比例での得票率は前回選挙から1%弱しか上昇していません。
にもかかわらず、議席数は、200近く伸ばしました。
「それが小選挙区制なんだ」と言われれば、それまでですが、民意とのかい離は否めないところはあります。
現に、大勝した側の自民党の石破幹事長が、選挙後、極端な民意の振れを抑制する方向で選挙制度の見直しが必要と言及しています。
過去3回の衆院選の結果をみて、石破さんと同じように感じている人も少なくないでしょうから、選挙制度の改革の議論が始まるかもしれません。
選挙区制度のことはさておき、吉田茂首相以来の64年ぶりの再登板の総理が誕生しました。
安倍総裁は体調も回復し、気力体力ともに十分なようなので、新政権に期待したいと思います。
作成日:2012年12月17日
執筆者:弁護士 倉橋芳英