2012年12月13日


聴かず嫌い 弁護士倉橋


僕は、車の運転中にはラジオを聴くことが多いのですが、1か月くらい前にFM大分を流しながら車を運転していたところ、カーラジオから有吉弘之さんが加山雄三風に熱唱するサライが流れてきました。

サライという曲はもちろん知っていましたが、いままでは特に何とも思っていませんでした。というか、むしろ、24時間テレビのエンディングで毎年しつこいほど流れているので、少々、食傷気味な感もあり、あまり好きな曲ではありませんでした。

しかし、その日、カーラジオから流れてくるサライは、なぜか心に沁みました。「ラジオ」、「有吉」という新鮮なシチュエーションで耳にしたことで先入観を持つことなく曲を聴けたからかもしれません。いままでは、「24時間テレビ」・「感動のフィナーレ」・「涙」などという余計な要素が邪魔をして、サライという曲を素直に聴けていなかったのだと、いまになれば思います。

その日以来、サライにはまっています。
カラオケに行けば、冒頭からサライを熱唱してひんしゅくを買っています。「いきなりエンディングかい!」という的確なつっこみも華麗にスルーして熱唱しています。

作成日:2012年12月13日
執筆者:弁護士 倉橋芳英