【弁護士ブログ】 慰謝料の金額の決め方


慰謝料の金額の決め方


 あけましておめでとうございます。弁護士の田中良太です。

 今年もよろしくお願いいたします。

 

 今日は慰謝料の話について書こうと思います。

 

人は、暴行を加えられたり、交通事故に遭ったり、酷い侮辱を受けたりすると、心に苦痛を感じたり、怒りを覚えたりします。

この気持ちを慰めたり、収めたりするには、色々な方法があるとは思うのですが、弁護士が関わる事件では、お金を払って解消することが一般的です。

このお金を慰謝料といいます。

 

 例えば、全治6か月の怪我を負わせてしまった事件を解決するには、いくらの慰謝料が妥当なのでしょうか。

 よくうちの事務所でもこのような相談をお受けすることがあります。

 しかし、妥当な金額の計算は、頭を悩ませることが多いのです。

 

 例えば、交通事故で怪我を負わせてしまった場合を考えると、ほぼほぼ相場が決まっています。

 骨折で6か月間の通院を余儀なくされた方だと、116万円が慰謝料の1つの基準になります。

 ムチウチで6か月間の通院を余儀なくされた方だと、89万円が1つの基準です。

 同じ通院期間でも金額に差が出るのは、骨折の方が、日常生活への支障が大きく、痛みも一般的には大きいためです。

裁判になる前の示談の場で慰謝料を決める場合は、これよりも低い金額になります。

  また通院が終わっても痛みが残るケースだとさらに慰謝料が上乗せされる場合もあります。

 (交通事故の慰謝料の話は、このページもご覧ください。
        http://www.oita-kotsujiko.com/weeme0Phei6vohtheifoh6sieku6aeSu/110/11020/

 

 では交通事故ではないケース、例えば金属バットで腕を折られて2か月の通院を余儀なくさせた場合だとどの程度でしょうか。

 ばらつきはありますが、過去の事件を見ると、交通事故の骨折よりも多額のものが多くみられます。

 不注意で起こした交通事故で怪我をさせてしまった場合よりも、わざと金属バットで怪我をさせたような場合の方が、被害者の怒りは大きくなるからでしょう。

 反面、低額の慰謝料で示談しているケースも少なくはありません。

 おそらく加害者に出すことのできるお金が少ない場合、妥協したのだと思います。

 どんなに100万円が妥当な金額でも、払える金額が30万円だとどうしようもないことは多いです。

 ちなみに、交通事故は多くの場合、慰謝料も保険金として支払われるので、加害者の資力を考えなくてすみます。

 

 また、腕ではなく顔面だったらどうなのか。

 骨折ではなくヤケドだったら。

 6か月ではなく1年だったら。

 

 このように慰謝料が絡む事件は千差万別なので、弁護士は過去の裁判例を調べたり、本を読んだりしながらも、毎回、相談者の方にお話しする慰謝料の計算に頭を悩ませているのです。

 逆に言えば、計算や交渉に慣れていない方だと、慰謝料の額が不当に高かったり安かったりして、妥当な解決ができなくなるおそれがあります。

 弁護士はそのようなことで頭を悩ませるのが仕事ですので、是非ともお気軽にご相談下さい。



0120-367-602 受付時間 09:00〜17:30

メールでのご相談はこちら

交通事故無料相談会

日程2017.08.09

開催事務所内会議室

 

出張相談対応中

最新 解決事例のご紹介 ~全ての被害者の方が ご納得のいく賠償を実現したい~

  • 頭部・脳

         解決事例  代表的事例

  • 顔面・目耳鼻口

          解決事例   

  • 肩・鎖骨

           解決事例  

  • 腕・肘・手

           解決事例  代表的事例

  • 腰・腰椎

        解決事例  代表的事例

  • 胎盤・内臓

        解決事例