RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)とは?

RSDとは

 RSDとは、「交感神経の異常な反射亢進を基盤とする疼痛、膨張、関節拘縮などを主な症状とする病態」と定義されます。
 人は何らかの原因で外傷を受けた場合、外傷から身を守るために体内では正常な交感神経反射が起こり、四肢の血管がいったん収縮します。

 

 すなわち、血管の収縮によって過剰な出血を防止し、また余分な膨張が生じないように体内で作用し、その後、外傷が治癒した場合、交感神経の異常がなければ、交感神経反射は自然と消失し、血管は元の状態に拡張します。

 

 しかし、RSDの患者は、外傷が治癒した後も、この交感神経反射が消失することなく働き続け、そのため、末梢の組織に強い交感神経亢進状態が続くことになり、血管の収縮状態が維持されてしまいます。

 

 そのため、受傷部位やその周辺の末梢各部に、血液による栄養補給が行き渡らなくなり、激痛を伴うより強い痛みや筋委縮が発生するとされています。

 

RSDの症状と診断

 RSDの主な症状は、疼痛、膨張、関節拘縮(関節を動かす時に痛みが生じる)、骨萎縮、筋委縮、皮膚変化(栄養障害)、末梢循環不全、発汗異常、手掌腱膜炎などの様々な症状です。

 なかでも疼痛は、原因となる外傷に不釣り合いなほど強い症状であること、外傷よりも末梢の四肢に広がることが多いこと、他覚的所見に乏しく症状の正確な診断が難しいという特徴があります。

 

RSDの後遺障害認定のポイント

 RSDの等級認定の際、ポイントとなるのは以下の3点です。

 

  ① 関節拘縮(関節を動かす時に痛みが生じる)
  ② 骨の萎縮
  ③ 皮膚の変化(皮膚温の変化、皮膚の萎縮)

 

①関節拘縮については、関節機能障害で評価した場合の等級(上肢の関節機能障害、手指の関節機能障害、下肢の関節機能障害、足指の関節機能障害)を参考にします。

 

②骨の萎縮については、X-P、MRIによりその有無・程度を確認します。

 

③皮膚の変化については、サーモグラフィー、発汗テスト等の検査結果を確認するとともに、健側と並べて撮影してもらった皮膚のカラー写真を確認します。これらすべてを総合的に評価して等級認定がなされます。

 
 RSDの認定は難しいので、医師と十分な意思疎通を図りながら細心の注意を払って検査する必要があります。専門家の協力なしに適切な後遺障害の認定を受けることが難しい障害ですので、RSDの症状が疑われる場合には、交通事故問題に詳しい弁護士へ相談をしてください。

 

0120-367-602 受付時間 09:00〜17:30

メールでのご相談はこちら

交通事故無料相談会

日程2017.08.09

開催事務所内会議室

 

出張相談対応中

最新 解決事例のご紹介 ~全ての被害者の方が ご納得のいく賠償を実現したい~

  • 頭部・脳

         解決事例  代表的事例

  • 顔面・目耳鼻口

          解決事例   

  • 肩・鎖骨

           解決事例  

  • 腕・肘・手

           解決事例  代表的事例

  • 腰・腰椎

        解決事例  代表的事例

  • 胎盤・内臓

        解決事例