【解決事例/036】死亡案件につき、民事調停の結果、裁判所基準満額の約4200万円の賠償を得たケース

専業主婦,歩行,死亡事故,裁判上の和解,調停

依頼者属性 性別 女性
年代 70代
職業 主婦
事故態様と相談 事故場所 大分市
事故状況 青信号の横断歩道を横断中、信号無視をした大型トラックにはねられた。
相談のタイミング 事故から約1か月後
相談のきっかけ 適正な賠償額を得るために、示談交渉などを弁護士に依頼したい。
怪我と後遺障害 傷病名 死亡(外傷性クモ膜下出血 頭部打撲)
保険会社提示額 損害項目 保険会社提示額
金額 保険会社の事前提示なし
備考 (保険会社が金額を提示する以前に弁護士が介入したため)
獲得賠償金額 損害項目 最終受取金額
金額 約4200万円

相談から解決までの流れ

 青信号の横断歩道を横断中に、信号無視をした大型トラックにはねられ死亡したケースでした。事故から約1か月後、ご遺族からの相談を受け、受任に至りました。

 受任後、自賠責保険に対し、自賠責保険の支払請求を行い、約2100万円の支払いを得ました。自賠責保険の保険金を超える部分の賠償については、加害者側が依頼した弁護士との交渉になりましたが、任意の交渉では賠償金額の合意に至らなかったため、裁判所に民事調停の申立てを行いました。この調停の中で、ほぼ当方の主張どおりの裁判所基準満額での支払いの調停が成立しました。調停自体も1回の期日で終了し、早期の解決に至りました。

 

担当弁護士の振返りポイント(倉橋)

 被害者が死亡し、保険会社側にも弁護士が付いたケースでしたが、早期に適正な賠償金を得ることができました。被害者が死亡したケースでは、トータルの賠償金額が大きく、弁護士に依頼することによる増額の見込みも大きいので、保険会社と示談をする前に相談をすると良いでしょう。
 

※個人が特定されない範囲で内容を加筆修正しています。

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