【解決事例/028】追突により負傷(外傷性頚部症候群)し、後遺障害は非該当であったが、約240万円で示談をした事例

専業主婦,頚椎捻挫・外傷性頚部症候群,頸部

依頼者属性 性別 女性
年代 40代
職業 専業主婦
事故態様と相談 事故場所 大分市
事故状況 追突事故
相談のタイミング 後遺障害事前認定後
相談のきっかけ 後遺障害の事前認定が非該当だったが、手に痺れがあり,症状固定後も自費での通院を継続していました。しかし保険会社から示談交渉の話しがあり、今後のことについて相談したいということでいらっしゃいました。
怪我と後遺障害 傷病名 外傷性頚部症候群
自覚症状 頚肩腕の痛み,しびれ,筋力低下等
保険会社提示額 損害項目 保険会社提示額
金額 保険会社の事前提示なし
備考 (保険会社が金額を提示する以前に弁護士が介入したため)
獲得賠償金額 損害項目 最終受取金額
金額 約240万円
備考 治療費等含めた賠償総額は、約370万円

相談から解決までの流れ

 初回相談時点で、自賠責保険への後遺障害の認定結果が非該当のケースでした。もっとも、相談時にもケガの症状が残っていたため、診療録(カルテ)などの医療記録を取り寄せたうえで、非該当の結果に対し異議を申立てました。しかし、依頼者の症状が改善傾向にあったこともあり、異議は認められませんでした。

 その後、保険会社と示談金の交渉を行いました。依頼者は専業主婦だったため、家事従事者としての休業損害の金額が争点となりました。最終的に家事従事者(主婦)の休業損害として、約135万円を得ることができました。この休業損害も含め、最終的な示談金額は既に支払われていた治療費を除く約240万円となりました。

 

担当弁護士の振返りポイント(倉橋)

 家事従事者(主婦)の休業損害は、保険会社から提案されないこともあります。そのため、請求できることを知らなずに、示談額が低額になるケースもあります。今回のケースは、弁護士に依頼をしたことで、休業損害も含め、適正な金額で示談できたケースでした。

 

※個人が特定されない範囲で内容を加筆修正しています。


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